インターネット回線って何が何だかわからない!プロバイダ?NTT?フレッツ?

何を用意すればいいの?そんな方に朗報!

この記事を読めば解決です!

引越したりしたらインターネット環境がないと動画もゆっくり見れないしギガ数の消耗が激しくなりますよね。

最近はネット環境の整ったマンションなんかも多いですが速度が遅かったりします。

インターネット環境を整えるには?

  • インターネット回線
  • プロバイダ
  • 接続機器
  • 無線接続用のルーター(ケーブルなしで繋ぎたい方)

インターネットに接続するための回線

インターネットを接続するにはいずれかの回線が必要となります。

インターネット回線の種類

  • 固定回線:光回線
  • 固定回線:ADSL回線
  • 固定回線:CATV回線
  • モバイルWi-Fi

おすすめは光回線

回線を自宅に引き込む工事が必要です。通信速度が速く安定しているところがメリットとして挙げられます。
月額費用は5,000円前後が相場となります。

光回線のデメリット

  1. 工事が必要
  2. 高額な違約金が発生
  3. 持ち運びは不可

開通までに時間がかかり、決められた場所でのみインターネットが使用できるというイメージです。

光回線は違約金が高額である場合が多く、工事などもあることから、一度契約してしまうとすぐに解約することが億劫であることもデメリットとして挙げられます。

ADSL回線

ADSLは、電話回線を使ったインターネット接続です。
現在は旧型のインターネット回線という位置づけになっているためあまりおすすめできません。
光回線に比べてかなり通信速度が遅い傾向があります。

ただ、光回線に比べて料金が安く、月額2,500円程で利用することができます。
ほとんどインターネットを使わない方や通信速度に全くこだわらない方の中には、料金を抑えるために、このADSLを選択されている人もいます。

CATV(ケーブルテレビ)

各地域のケーブルテレビもインターネットの一つです。
通信速度も光回線よりは劣るため、あまりおすすめできませんが、たくさんのテレビチャンネルを見たいという方には適しています。

すでにケーブルテレビに加入している家庭なら、工事不要でインターネットも利用可能です。
CATV
(ケーブルテレビ)の場合、例外的にプロバイダは必要ありません。

光回線に比べ、スピードも遅いためストレスとなることもあります。

モバイルWi-Fi

仕事などの都合で外出先でも気軽にインターネット接続がしたい!そんな人におすすめなのがモバイルWi-Fiです。

コンパクトサイズなため、持ち運びにも便利です。
光回線と比べるとかなり速度が遅いため、高画質動画の視聴やオンラインゲームなどには向いていませんが、普通にインターネットで調べものをする分には問題なく使えます。

また、スマホと繋いでインターネットをすることもできるので、通信料を抑えたいという人にも適しています。
ただ、通信速度の制限は、モバイルWi-FIでもサービスによっては行われるので、事前に制限があるかどうかチェックしておきましょう。

ですが最近ではスマホもテザリングができたり使えるギガ数も大きくなってきたため需要は少ないかもしれませんが、自宅にいる時間が短かったり自宅であまりインターネットをしない方にはおすすめです。

モバイル回線のデメリット4

  1. 充電しないと使えない
  2. 荷物が増える
  3. 通信制限がある
  4. 複数人使用できない

スマホサイズのモバイル回線端末を持ち歩くことになり、長時間使用したい場合には充電器も必要になってくるために、荷物が増えてしまうことは避けられません。

複数端末を同時に接続することはできても、家族など大人数で利用してしまうと、あっと言う間に3日で10GBを使いきってしまい、通信制限がかかる可能性が高いです。

ホームルーター

ホームルーターは、自宅のコンセントに繋ぐだけで煩わしさがなく、インターネット環境を作ることができる回線の種類です。

ルーターが自宅に届き、電源を入れて簡単な操作をするだけで接続が可能です。

工事不要でコンセントに挿すだけでモバイル回線と類似した接続方法です。

引越しを頻繁にする一人暮らしの場合や、とにかくすぐに自宅でインターネットを使いたい場合には、ふさわしい回線です。

ホームルーターのデメリット3

  1. 通信制限がある
  2. 回線が不安定
  3. 外に持ち運べない

直接自宅に引き込む光回線に比べると、インターネットの速度は劣り、不安定になります。

一部のホームルーターは3日間で10GBを超えて利用をしてしまうと、速度制限が発生してしまうケースがありますので契約前に事前に確認しておきましょう。

自宅で利用できるという点では光回線と同じ機能を持ち合わせていますが、「光回線」の方が速度制限も無く、快適に利用することができます。

3日で10GBの目安

利用シーン・媒体

10GBで使用できる時間

YouTube

47時間(標準)

12時間(高画質)

オンライン会議

17時間

NETFLIX

20時間(高画質)

PS4

18時間

(アップデート・DL1回行うと10GB超える可能性あり

このような目安になるので家族がいる方だと不便な思いをすることが見込めます。

在宅ワークで会議があったりする場合は光回線がいいでしょう。

このことを踏まえると光回線もしくはモバイル回線のどちらかを検討したほうがいいです。

プロバイダ契約

光回線、ADSL回線を選んだ方はプロバイダ契約が必要となります。

プロバイダとインターネット回線と兼ねている業者も存在あります。
その場合には、プロバイダに別途申し込みする必要はなく、1社との契約だけでインターネットが使えるようになります。

インターネット回線(光回線・モバイル回線)の選び方12のポイント

自宅でインターネットをよく使うという場合、何を基準にしてインターネット回線を選べばよいのでしょうか。

基本的に、上で挙げた回線の中では光回線かモバイル回線かの二択で考えることになります。ADSLは速度が遅い上に2024年でサービス終了、CATVはインターネットのみ、もしくはインターネットを中心に使いたい方にはやや不向きだからです。

よって、ADSLCATVはここでは選択肢から外すことにします。

そして以下で、光回線とモバイル回線のどちらを選ぶかをポイント別に説明していきます。

通信速度で選ぶ

通信速度で選ぶなら有利なのは光回線です。一般的な光回線の下り最大速度は1Gbps(理論値)です。

実際の速度(実効速度)はこれよりも遅く、環境によっても変わりますが、光回線であれば少なくとも下り100Mbps以上のスピードが出ることが期待できます。これくらいの速度が出ていれば、動画視聴もオンラインゲームもストレスなく楽しめます。

モバイル回線の最大速度はさまざまな条件によって大きく差が出ます。現在主流のモバイル回線・WiMAX 2+の場合のシステム上の最大速度は下り440Mbpsですが、地域、受信環境、接続方法、利用機器、障害物の有無などにより、実際の速度はほとんどの場合、低下します。

それでも動画視聴などが不自由なくできるスピードは出るため選択肢の一つとして検討する価値は十分にあります。

接続方式で選ぶ(光回線の場合)

光回線は高速と述べましたが、多くの人がインターネットにアクセスする時間帯に速度が落ちることもあります。そこで光回線の速度低下を防ぐのに有効なのが、IPoEという接続方式で利用するインターネットプロトコル(IP)「IPv6」です。

IPv6はもともと「IPアドレスの枯渇」という問題を解決するために開発された新しいバージョンのIPです。

しかし、IPoEという次世代ネットワークと通信設備を経由してインターネットに接続することで、ネットワークの混雑を避け、安定した速度でインターネットができるという面でも注目されるようになりました。

そして、IPv6(IPoE)を利用するには、IPv6(IPoE)接続サービスに対応しているプロバイダーと契約する必要があります。

IPv6について詳しく知りたい方はこちらのページ「IPv6とは?」をご覧ください。

通信量で選ぶ

基本的に光回線には通信量の制限はありません。月間料金は固定で、どれだけ動画を見ようとも、ゲームをしようとも、音楽を聴こうとも制限などはなく、インターネットに接続し放題です。

モバイル回線も、たとえばWiMAX 2+の「ギガ放題プラン」というプランを契約すれば、データ通信量の上限なしという条件で使えます。

ただし、ギガ放題プランであっても、データ通信量を「3日で10GB」以上使用した場合には、通信混雑を回避するための速度制限がかかることになっています。

WiMAX 2+のギガ放題での速度制限は、3日間のデータ通信量が10GBを超えた日の翌日18時頃から翌々日2時頃までの間、最大速度がおおむね1Mbpsに制限されます。

仮に1Mbpsでもサイトの閲覧や中画質の動画を視聴するくらいはできます。ただ、高画質の動画を視聴することは難しいです。モバイル回線は、こういった速度制限が付きものだということを覚えておきましょう。

開通までのスピードで選ぶ

光回線は基本的に工事が必須です。

申し込んでから回線を引き込んで、開通するまでに約1ヶ月程度です。工事が立て込んでいればこの限りではありません。

マンションで既に回線が引き込まれているケースもありますがその場合は開通までに2週間程度です。

その点モバイル回線とホームルーターはすぐにインターネットを接続する環境を作れるため便利です。

工事費の有無で選ぶ

光回線を引き込む場合は、目安として15,00025,000円の工事費がかかります。

とくに戸建てに新しく光回線を引く場合は、近くの電柱から光回線ケーブルを家屋に引き込んで、室内に光コンセントを設置するなどの工事が必要になるため、工事費が高くなることが多いです。

ただ、回線事業者・プロバイダーによっては、工事費が割引もしくは無料になる新規・乗り換えキャンペーン、キャッシュバックなどが利用できるケースもあります。工事費をかけたくないと考えるなら、工事費無料などのキャンペーンを行っている回線事業者・プロバイダーを探してみるとよいでしょう。

モバイル回線は工事不要なので、もともと工事のための費用はかかりません。工事費無料キャンペーンなどを探す必要もありません。

そのほかの注意したい点は、マンションやアパートで光回線を選ぶときは、管理会社などに連絡して工事の許可をもらっておく必要があることです。もしも工事の許可が得られなかったときは、必然的に工事不要のモバイル回線が最有力候補になるはずです。

住居タイプで選ぶ

光回線は戸建て住宅かマンション・アパートなどの集合住宅かでプランが分かれていて、月額料金も異なります。一戸建てはマンションよりも1,000円ほど料金が高く設定されています。

どこのプロバイダーを選んだとしても大体同じような料金体系になっています。

モバイル回線は一戸建てでもマンションでも月額料金に変わりはありません。ただし、モバイル回線は鉄筋コンクリート造のマンション内では電波が届きにくいことがあります。

対応エリアで選ぶ

光回線の場合、フレッツ光または光コラボであれば、多くのエリアで光回線が利用できます。

サービス提供エリアはNTT東日本、NTT西日本のエリア検索用Webページで確認できます。auひかりやNURO 光についても、それぞれのサイトで検索して対応エリアを調べられます。

モバイル回線の対応エリアは、同じ都内でもばらつきがあるので、光回線以上に慎重に事前確認しておいた方がよいでしょう。

UQ WiMAXのサービスエリアマップなどで利用可能なエリアかどうかを調べられます。住所検索やピンポイント判定ができるので、自宅だけでなく出先でもモバイルWi-Fiルーターを使いたいという方は、よく使う場所でモバイル回線が利用可能かどうかを確認しておくと後で困りません。

月額料金で選ぶ

光回線では光コラボや独自回線を持つ会社間で価格競争があり、月額料金が異なります。もちろん、価格がすべてというわけではなく、回線の速度や安定性、付属サービス、サポートの優劣なども考慮する必要はありますが、月額料金の比較は毎月の通信費の支払いに関わるため十分にしておきたいところです。

モバイル回線は光回線よりももともと月額料金は少し割安です。ただ、モバイル回線もプロバイダーなどによる価格差があるので、こちらも料金を比較して検討しておきましょう。

スマホのセット割の有無で選ぶ

光コラボには、スマホ(スマートフォン)とのセット割が多く用意されています。セット割とは、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアのスマホ、または格安SIM事業者のスマホやSIMとセットにすると、インターネット回線の月額利用料金またはスマホの料金が割安になるというものです。

モバイル回線でもスマホとのセット割はあります。たとえばUQ WiMAXではスマホとセットで利用することで、スマホの利用料金が最大500円割引になるサービスがあります。

同じキャリアや格安SIM事業者のスマホを使う予定の方は、セット割を利用して月額料金を抑えるとよいでしょう。

キャンペーン内容で選ぶ

光コラボはキャッシュバックなどのキャンペーンもよく行っています。新規契約や転用で数万円がキャッシュバックされるケースや、オプションを契約するなどの条件付きでさらに高額のキャッシュバックが得られるケースもあります。

こうしたキャッシュバックキャンペーンは非常に魅力的ですが、高額なときは条件が厳しいこともあるので事前によく確認すること。たとえば、最低利用期間が決められているケースや、受け取りまで半年程度の時間がかかるなどです。

また、キャッシュバック以外にも、月額使用料が◯カ月間無料または割引、工事費無料などのキャンペーンも行われています。

モバイル回線も、光コラボより金額はやや少なめですが、キャッシュバックキャンペーンを行っているケースもあります。

貸し出されるルーターのスペック・料金で選ぶ

光回線では光信号とデジタル信号を変換する装置であるONUが無料レンタルされます。

一方、ルーターをレンタルする場合は有料なのが一般的で、ユーザーの多くは市販の製品を購入して使用しています。ただ、光コラボの中にはWi-Fiルーターも無料で貸し出している場合があります。

また、貸し出されるルーターのスペックも重要です。たとえばIPv6(IPoE)接続サービスを利用したい場合、ルーターもIPv6(IPoE)接続に対応している必要があります。

回線事業者・プロバイダーを選ぶ際は、ルーターの無料レンタルサービスがあるかどうか、ある場合はどんなスペックのルーターなのかをよく確認してみてください。

モバイル回線の場合は、モバイルWi-Fiルーターやホームルーターは購入するのが一般的です。レンタルする場合は料金が高く、通常はあまりおすすめできません。

ただし、WiMAX 2+の場合はプロバイダーによっては、回線契約時にルーターを無料で販売しているケースがあるので要チェックです。

契約期間・解約金の有無で選ぶ

回線事業者やプロバイダーとの契約は、「契約期間は2年で、それを過ぎると契約が自動更新される」「解約月以外のタイミングでの解約には解約金(契約解除料)がかかる」といったいわゆる「縛り」が設けられていることがあります。

たとえばNTTのフレッツ光のプラン「にねん割」は契約期間が2年で、更新月(利用期間満了月の翌月と翌々月)を除く利用期間の途中で解約すると解約金が発生します。

しかし、最近の光コラボでは、契約期間の縛りがなく、解約金も発生しないというケースがあります。この点も十分にチェックしておきましょう。

モバイル回線では、契約期間の自動更新や解約金(契約解除料)が設けられているのが一般的です。ほとんどの場合、契約期間は3年ですが、中には1年契約ができるプロバイダーもあります。

見落としがちな契約期間ですが、できれば支払いたくない項目ですよね。契約前の事前確認と契約後もしっかりと忘れないようにしておきましょう。

回線業者とプロバイダー

光回線の回線事業者を決める場合は、NTTか、独自の光回線を提供している事業者か、光コラボ事業者(光回線と接続サービスをセットで提供するプロバイダー)の中から選びます。

回線事業者として、NTT東日本かNTT西日本を選んだ場合は、プロバイダーもユーザーが探して決める必要があります。auひかりも同様です。

NURO光の場合はプロバイダーがSo-netです。

光コラボは、先にお伝えした通り、回線事業者とプロバイダー契約が最初からセットになっています。

同じ光回線でもプロバイダーによって月額料金、サービス内容、キャンペーン、IPv6(IPoE)接続対応の有無などの違いがあります。

モバイル回線も基本的に回線事業者契約とプロバイダー契約が一本化されています。そして、光回線と同様に、プロバイダーによって月額料金などが変わるので慎重に選びましょう。

プランは2通り

戸建てタイプとマンションタイプのどちらかになります。

オプションを決めて申し込み。

工事の予約をして工事をしてもらいます。

これで完了です。

次はインターネット接続するための設定を行います。

書類を見ながら進めます。

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